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japanese.china.org.cn |14. 11. 2022 |
北京の山奥でヒョウを探す
タグ: 北京の山奥 ヒョウ 探す
中国網日本語版 | 2022-11-14
植物が枯れ岩石が剥き出しになる冬は、北京百花山国家級自然保護区管理処の従業員にとって赤外線カメラを設置する忙しい時期となる。この期間は水源が集中し野生動物の活動範囲が狭まり、カメラが植物に遮られにくいため、動物を撮影できる確率が高い。
太行山脈にある百花山一帯は国家一級保護動物であるキタシナヒョウの生息地だったが、様々な要因により生息環境が破壊され、30年にわたりキタシナヒョウの姿は確認されていない。
しかし、門頭溝生態系保全区域の位置づけが確立されたことに伴い、ここの生態環境は徐々に修復され、ミミキジやヤマネコなどの保護動物が大幅に増加し、生物多様性保護活動の効果が現れ始めている。趙明騰氏は、最も残念なのはヒョウを撮影できていないことだと話す。
野生動物の群れの復活は食物連鎖の頂点に立つキタシナヒョウが「戻ってくる」条件を作り出したと楽観視できる。ここ10年、北京市周辺でキタシナヒョウの痕跡が何度か発見されており、最も近い場所では百花山からわずか30キロメートルの地点で発見された。今年、門頭溝区は「キタシナヒョウおかえり」計画を始動し、観測レベルの向上や科学研究協力の強化などの措置を通し、野生動植物の生息地の保護と修復を推し進め、ヒョウが移動できる良好な条件を作り出している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月14日