四川省雅安市　職人魂で伝承される蒙山茶

   四川省雅安市名山区の茶畑で、茶摘みをする張躍華さんの提携農家（2022年3月30日、ドローンで撮影）。蒙山茶は、四川省雅安市名山区の蒙頂山が発祥の緑茶である。1959年生まれの張躍華さんは国家級無形文化遺産代表プロジェクトである緑茶製作工芸（蒙山茶伝統製作工芸）の代表伝承人で、幼い頃に父親から蒙山茶の伝統工芸を学び、「張氏甘露」の5代目伝承人になった。彼は毎年、若い弟子を受け入れ、蒙山茶製作工芸を代々伝えていきたいと考えている。

   四川省雅安市は茶葉の人工栽培の歴史が長く、ここで育まれた黒茶製作工芸（南路辺茶製作工芸）と緑茶製作工芸（蒙山茶伝統製作工芸）は中国の国家級無形文化遺産代表プロジェクトに登録されている。1100年にわたり、代々の伝承人の職人魂によって良いお茶が作られ、伝承されてきた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年12月1日