広繍の発展　伝承しながらも革新

   広繍は広州市を中心とする珠江デルタの民間刺繍工芸の総称で、パターンが豊富、リアリティがある、模様がはっきりしている、色鮮やか、ステッチが多様、変化に長じているという特徴で知られる。

   王新元さんは無形文化遺産の広繍の広州市級代表伝承人である。若手の伝承人として、王新元さんの広繍作品と工芸は無形文化遺産を伝承しながらも、時代とともに革新的な発展もしている。彼は「旧習にとらわれない伝承、基本を忘れない革新」という構想で発展させ、油絵、写真、国画などの多種のアート形式の線、構造、色彩、光と影の変化を作品に取り入れ、名画、青銅器、肖像などをテーマに大胆な革新を行っている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年12月8日