中国救助隊、さまざまな手段でトルコの被災地で救助活動を展開

　中国救助隊の責任者によると、中国救助隊は13日に3回に分け計32人の救助隊員と2頭の救助犬を派遣し、トルコ地震の被災地の建築物17棟の捜索・評価を行った。中国救助隊がトルコで捜索救助を展開してから6人の生存者を救出し、8人の犠牲者を発見し、70棟の建築物の調査を行っている。

　説明によると、中国救助隊は夜間は騒音が少なく、チームの移動に便利といった特徴と結びつけ、「日中＋夜間」の捜索救助編成を組み、捜索救助行動を持続的かつ力強く展開している。救助隊は13日1時頃に捜索救助チームを派遣し、現地政府及び住民から提供された情報に基づき4カ所の建築物の夜間捜索を展開した。同日8時頃には「ローラー式」の調査方法を採用し、12軒の建築物の捜索・評価を行った。13時頃には2頭の救助犬を派遣し、被災者が取り残されていると思われるエリアの捜索を行った。

　中国民間の17組・440人超の緊急時対応人員が現在、トルコの被災地で救助活動を持続的に展開している。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年2月15日