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japanese.china.org.cn |01. 04. 2023

香港の彩色磁器の老舗

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中国網日本語版  |  2023-04-01

 


香港でこのほど開催された第8回アートセントラルの現場で、広彩(広州織金彩瓷)の特色を持つ磁器を鑑賞しようと多くの来場者が足を止めた。広彩磁器の生産メーカーである粤東磁場も再び注目を集めた。

 香港の九龍湾に位置する粤東磁場は1928年創業で、95年の歴史を持つ。香港初の磁器工場として、香港彩色磁器業の1世紀弱の発展と変遷を見守った。

 粤東磁場を訪れると、歴史の回廊に立ったような錯覚が生まれる。暗く狭い通路の両側には碗、皿、花瓶などのさまざまな磁器製品が並ぶ。精巧な図案と美しい彩りを持つすべての製品が匠の心を示している。

 広彩は釉上彩、すなわち各種の白い磁器に顔料で文様を描き焼成する特色ある伝統工芸品で、300年以上の歴史を持つ。中国と西洋の彩色磁器技術を融合させ、鮮やかな色、複雑な工程、その豪勢な独特の風格により海外市場で好評を博している。


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