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japanese.china.org.cn |06. 06. 2023

国内の吊上能力最大の風力発電機設置プラットフォーム、順調にドックを離れる

タグ: 風力発電機設置
中国網日本語版  |  2023-06-06


写真はCFPより


 上海振華重工が完全に独自に設計・建造した、国内の吊り上げ能力が最大の自昇式・自動航行式風力発電機設置プラットフォーム「海峰1001」が5日、江蘇省南通市の振華重装4号拠点のドックを順調に離れた。


 設置プラットフォームの長さは133.8メートル、型幅は50メートル、型深さは11メートルで、総重量は約2万8000トン。船尾の右舷に2500トン巻き杭式全回転起重機を設置。


 プロジェクト竣工後には、砂質土、粘性土、もしくは類似する地質の作業に使用できる。主に15MW以上の発電機の設置に用いられ、同時に15MW風力発電機を2セット輸送できる。最大作業水深は70メートル。全海域を航行でき、B級海氷エリアを通過できる。中国船級協会(CCS)に所属し、中国の国旗を掲げる。


 プラットフォームの自給力は45日、航続距離は3000カイリ、航行速度は9ノット以上。プロジェクトの順調な推進は、洋上風力発電の施工分野に深い影響を及ぼし、中国の「CO2排出量ピークアウト及びカーボンニュートラル」という目標の達成を支える。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月6日