四川省汶川県　大卒後に故郷で特産品を売る青年

   早朝、四川省アバ・チベット族チャン族自治州汶川県蘿蔔寨村の老寨風景区で、1995年以降生まれの王光強さんと妻の黄月さんはライブ配信を開始した。2人は故郷を紹介しながら、観光客に特産品を振る舞った。

   15年前の四川大地震で老寨は深刻な被害を受けたが、今は再建され新しい町ができ、特産品の果物などの産業でアグリツーリズムの発展を促している。

   2017年の大学卒業後、王光強さんは故郷の汶川に戻って起業した。ビーフジャーキーでビジネスをする以外に、ライブコマースも行い、故郷の果物や山菜などを販売し、多くの特産品を全国的な人気商品にした。現在、王光強さんは成都にEC会社を設立し、100品種以上の商品を販売している。彼が売った故郷の農産品は注文数にして100万件を超えた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年6月7日