「電力天路」の点検修理に励む人々

青海省海西蒙古(モンゴル)族蔵(チベット)族自治州ゴルムド市タングラ山鎮で、人員が点検修理を行った（6月3日撮影）。

　「電力天路」と呼ばれる青蔵送電網連結プロジェクトが5月末、年間集中点検修理を迎えた。420人超が15日内に、608キロの送電線とツァイダム変換所の点検修理作業を完了する。平均標高が4500メートルを超える長江源頭の奥地で、人員は気温が低く酸素が薄い環境を克服し、送電線の点検修理を行い、「電力天路」の風物詩となっている。国家電網青海省電力公司は2012年より毎年、青蔵送電網連結プロジェクトの年間集中点検修理を行っている。設備の全面的な点検と修理により、西藏とつながるエネルギールートの安全かつ安定的な稼働を保証している。青蔵送電網連結プロジェクトは現在まで西藏に計105億kWh超を送電し、西藏の経済・社会の高品質発展に信頼性の高いエネルギー保証を提供している。