アジア競技大会の施設　杭州富陽水上スポーツセンターを訪ねて

   杭州富陽水上スポーツセンターは、杭州アジア競技大会の競艇とカヌー（静水、激流旋回を含む）の競技と訓練を行う施設である。同スポーツセンターは富春江沿いの、アジア競技大会村から約36キロの場所にあり、大会管理、観客サービス、メディア業務などの機能を備える。

   富陽水上スポーツセンターの緑化率は45％に達し、西洋石竹、ヒャクニチソウ、コウシンバラなどの植物を栽培。周辺の自然景観と一体化しているだけでなく、科学技術を感じさせる「空中ガーデン」もある。また、雨水回収システムも備え、雨水を濾過して敷地内の中庭、水路、噴水、灌漑などに利用できる。推計によると、同システムの運用後、1カ月あたり約1000トン節水できる。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年8月28日