<河川に沿って新疆を見る>和田市の美しい風物詩・団城

団城で撮影する観光客

　団城民俗観光地は、新疆ウイグル自治区和田(ホータン)市の中心エリアに位置する。建築様式は民俗の歴史と文化を記録し、代々のウイグル族の民俗のありさまを伝える。団城は中心から四方に広がり巡る街路によって名付けられた、新疆南部の最も典型的な伝統民俗街区の一つだ。うち「阿依旺」民家建築技術は、国家級無形文化遺産に登録された。

　和田市委員会と市政府は2016年より、「歴史のありさまを守り文化の伝承を示し、時代の特色を重視する」という原則を堅持し、旧市街地(団城)の改修を行い、初歩的な成果を手にした。「団圈式」建築様式と「阿依旺」特色民家が完成した。歴史の伝承を保護し、生活環境を改善し、住民の雇用を確保し、社会の発展を促した。さらに多くの住民から好評を博し、現地の美しい風物詩になり、新疆の内外からの観光客が後を絶たない。2020年には国家AAAA級景勝地になり、22年には延べ10万人以上の観光客を迎え、観光収入が1000万元以上にのぼった。