<河川に沿って新疆を見る>神秘的でロマンあふれる艾徳莱斯シルク

配信者が5日、ホータン市吉亜郷艾徳莱斯村で携帯電話のライブ配信により、現地で生産された艾徳莱斯シルクのPRを行った。

　新疆ウイグル自治区和田(ホータン)市の名物である和田手織物に用いられる「艾徳莱斯(アイデェライス)」シルクは、天然植物と鉱物染料を用いる。色彩は白と黒がメイン。シンプルかつ明快で、神秘的でロマンチックな雰囲気だ。人々から好まれ、国内外で有名なお土産品になっている。図案が優美で、彩りが鮮やかで、材質が優れ、悠久な歴史を持ち、国内外の観光客から好評を博している。

　吉亜郷は現地に適したやり方で養蚕に取り組み、艾徳莱斯シルク産業の高度化を促している。吉亜郷には現在、艾徳莱斯シルク生産企業が7社、合作社が4社ある。家庭式艾徳莱斯シルク生産業者は668世帯、艾徳莱斯織機は765台。艾徳莱斯シルク産業は繭から糸を取り、糸を染め、布を織り、衣料品を実店舗やネットで販売する整った産業チェーンを構築している。製品は国内外で販売され、年間の生産量は45万匹弱に、生産高は3000万元超にのぼる。