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japanese.china.org.cn |07. 09. 2023 |
<河川に沿って新疆を見る> 人類の製紙業の「生きた化石」を訪ねて
タグ: 新疆 製紙 工芸 桑皮紙
中国網日本語版 | 2023-09-07
皮を剥ぐ工程
桑皮紙ストリートは新疆ウイグル自治区墨玉県普恰克其郷布達村にある。全長は2キロメートル。桑皮紙工芸は「生きた文明」と称され、1000年の歴史を有し、新疆の伝統製紙工芸の「広大な桑への想い」を記録し、紙文化の歴史を知る窓口でもある。
2006年5月、桑皮紙工芸は国務院により第1陣国家級無形文化遺産に指定された。
伝統の桑皮紙工芸は浸す、皮を剥ぐ、鍋で煮る、打つ、発酵、濾過、型に入れる、干す、粗く挽くの9工程を踏み、全て手作業で行う。繊維が均等に交わると、模様が美しく、層がはっきりと見え、薄く柔らかい桑皮紙ができる。主に書画の表装、紙幣を縛る紐、紙傘、爆竹、文化工芸品などに使用される。