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japanese.china.org.cn |25. 09. 2023

杭州アジア競技大会、運営を支えるロボットたち

タグ: 杭州 アジア競技大会 ロボット サービス
中国網日本語版  |  2023-09-25

 自動蚊除けロボット、ロボットピアニスト、自動運転アイス販売車など、ロボットが世界を「統治」している。少なくとも杭州開催のアジア競技大会ではそうだ。アジア競技大会の開幕に伴い、1万2000人の選手及び多くの記者、技術スタッフ、観客が杭州を訪れる。ロボットやその他の信じがたい小型施設が観光客にサービスと娯楽を提供し、秩序を維持する。AFP通信が伝えた。

 関係者はこれらのロボットについて、「非常に愛らしく、どれも独自のすぐれた力を持つ」と語る。本大会のマスコットからも、中国がこの大会でロボットのテーマをアピールする熱意を感じ取れる。

 杭州は「科学技術スタートアップ企業の家」と呼ばれている。力強く発展するロボット業界もその一つだ。業界内の企業は、米日などの業界をリードする競合他社との差を縮めようとしている。あるビジネスパークで、ロボット企業の従業員が同社の先進的な製品のテストを行っていた。四足歩行ロボットに瓦礫を通過させ、別のロボットには雨で滑りやすくなった歩道橋を渡らせた。本物の犬がそこに現れ、好奇心旺盛にそのロボットの「同類」の匂いを嗅いだ。

 杭州の別の場所では、会社員が調理を行う自動販売機から昼食を購入した。胡さん(29)は、「その調理技術は料理が苦手な大半の人よりすぐれている」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月25日