英プレミアリーグ国際シニアコンサルタントのグラハム・ロビンソン氏が11月26、27日に榕江を視察した。初めて貴州省を訪れたロビンソン氏はサッカーの強い熱意を感じ、現地人の精神から深い印象を受けた。

　榕江県の少数民族がウェルカムドリンクで「Premier Skills」訓練チームを歓迎した。新華社記者・劉続撮影

　ロビンソン氏は視察後、榕江で「村超」の現地人へのエンパワーメントの重要な意義を見て取ったと述べた。「スポーツは人々に生存技能を教え、人の発展を促す」

　これはロビンソン氏1人だけの印象ではない。リット氏は「SNSで村超の関連動画を見た当初は現地の文化に好奇心を抱いたが、実際に榕江を訪れると来た甲斐があったと感じた。私にとっては、榕江を訪れるという良き機会を手にし、一人の観客や観光客として村超に没入し、大会の雰囲気を感じ現地の料理を食べ、現地の人々と共にサッカーを満喫したのは素晴らしい経験だった」と述べた。

　貴州榕江「村超」応援団が11月11日、ハーフタイムに民族の歌と踊りを披露した。新華社記者・朱煒撮影

　貴州省社会科学院シンクタンク活動所長、研究員の許峰氏は、「村超や村BAなどの農村スポーツ大会は中国の良い話を語り、中国のイメージを形作り、農村文化による中華文化の世界進出を顕在化させる面で独特の価値を持つ。このような大会が素朴な村人、草の根の大会、郷土らしさあふれる賞品にも関わらず大盛況で、海外の人々の好奇心をそそり共感を促すからだ」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年12月27日