外交と国際関係 中国は確固として揺るぎなく平和・発展・協力の旗じるしを高く掲げ、これまで通りに独立自主の平和外交政策を実行し、あくまで平和共存五原則を踏まえて世界各国との友好往来を堅持している。 中国の発展の重要な戦略的チャンスを維持しつづけ、平和で安定した国際環境、隣国と仲良く友好的に付き合う周辺環境、平等互恵の協力環境、客観的で善意のある世論環境をつくり出し、ややゆとりのある(小康)社会の全面的建設に力を尽すことは、当面および今後の一時期における中国の外交活動の根本的任務と基本的目標である。 中国は引き続き世界の多極化、国際関係の民主化、発展パターンの多様化を促進し、経済のグローバル化が各国の共同の繁栄にプラスとなる方向にむかって発展するよう促し、マルチラテラリズムと新安全観を積極的に提唱し、覇権主義と強権政治に反対し、あらゆる形のテロリズムに反対し、公正かつ合理的な国際新秩序の構築に力を入れている。中国は発展途上国との相互協力を深化させ、発展途上国との共通の利益を守り、発展させており、「隣国と仲良くし、隣国を友とする」方針を堅持し、周辺諸国との友好協力関係を強化し、地域協力を深化させており、また先進諸国との関係をさらに発展させ、共通の利益の集中点の拡大に努め、食い違いを適切に処理している。中国は積極的に世界における多角的な外交活動に参与し、国連とその安全保障理事会の権威と主導的役割を擁護、強化し、世界および地域の機構で建設的な努力を傾けている。中国は経済外交と対外文化交流を全面的に強化し、海外にいる中国公民の生命の安全と合法的権益を積極的に守ることに努めている。 中国政府と人民は世界各国の人民とともに、人類の平和・発展・進歩の事業を守り、促すことにたゆまず努力することを願っている。 「チャイナネット」2008年1月 |