2007年の医療・衛生の仕事の重点 衛生部の計画によれば、2007年の衛生の仕事の重点は基本衛生保健制度の作成をコアとし、農村の衛生、コミュニティーの衛生と公共衛生の健全な発展を促進し、医薬衛生体制改革を推進し、病院の管理水準の向上、医療・衛生従業者の整備強化、受診難、医療費高の問題の解決に力を入れることである。 一、重大な伝染病の無料予防・治療政策を引き続き実施している。これまでのエイズ、結核、住血吸虫病患者を無料で治療するとともに、治療効果のよいハンセン氏病を無料治療の範囲に組み入れる。二、新しい農村協同医療制度を構築するテンポを速めている。2007年における新しい農村協同医療制度試行の範囲は全国の80%以上の県(市、区)に広げる。三、都市・町住民の基本医療保険の試行をサポートする。2007年から、都市・町住民の基本医療保険の試行を行い、都市・町職員、労働者以外の都市・町の住民を基本医療保険に加入させ、中央財政は中西部地区の貧しいな都市・町住民の保険加入に対して適当に補助を与える。四、都市・農村の医療救助能力に力を入れる。2007年に中央財政は引き続き巨額の資金を投入し、中西部地区の農村医療救助制度を完備させることをサポートし、都市の医療救助試行を着実に推し進め、都市・農村の医療救助の仕事の規範化と制度化を推し進め、救助水準を逐次高める。五、末端の医療・衛生サービス能力のサポートに力を入れる。2010年までにすべての農村と都市のコミュニティーの医療・衛生技術者を育成するようにする。経費は中央財政と地方財政が負担する。六、漢方医薬の振興と発展のサポートに力を入れる。「名医、名科、名院」の建設と漢方医薬技術を末端に普及させて応用することに力を入れ、漢方医薬の振興と発展を促進し、漢方医薬の特色と優位をよりよく生かす。同時に、食品・薬品の監督管理能力へのサポートに力を入れる。 2007年の中央財政は医療衛生事業に312億7600万元を投入し、2006年より145億3600万元増やし、86.8%増となる。 「チャイナネット」2008年1月 |