オリンピックへの準備の仕事を整然と展開

2006年にはオリンピックへの準備の仕事が整然とすすめられ、実行された。国家体育総局が競技準備活動指導グループを設立し、指導グループ弁公室を設置していらい、各種目の管理センターは重点の省・直轄市・自治区と解放軍のスポーツ主管部門のトップが参加する種目準備の仕事の指導グループを設立した。

国家体育総局は「2008年オリンピック大会準備活動組織の管理の方法」と「2008年オリンピック大会ナショナル・チーム準備活動組織管理方法」を打ち出し、ナショナル・チームの選抜、設立、管理、訓練、試合参加、科学研究、情報、広報、思想政治教育とアンチドーピングの仕事について明確な要求を提出し、各オリンピック大会種目の試合参加目標が基本的に確定されている。

国家体育総局は準備作業とナショナル・チームがトレーニングのなかで直面した至急に解決することが必要とされる問題に対し、2006年に何回も大がかりな会議を開き、選手の高原地帯でのトレーニング、中国選手団の本土での試合参加の要素、外国人コーチの採用、管理経験の交流について検討した。

選手たちの間で2008年オリンピック大会への準備をめぐっての思想面の教育活動をくりひろげ、試合のマナーと規律を監督、点検し、アンチドーピングに力を入れることにしている。2006年10月9日、温家宝総理は国連の「スポーツにおけるドーピングの防止に関する国際規約」の加盟についての文書に調印した。中国は同規約に調印したアジアで最初の国となっている。

「チャイナネット」2008年1月