中国のスウェーデン駐在大使館、シンガポール駐在大使館及びアメリカのニューヨークやアフリカのトーゴにいる華僑や華人が、このほど相次いで、香港の祖国復帰10周年を記念するイベントを行った。
スウェーデン駐在中国大使館は7月1日、座談会を開き、香港の祖国復帰10周年を祝った。呂鳳鼎大使はその際、「香港が祖国に復帰してこの10年の間、社会が安定を保ち、経済は更に栄えている。これらは『一国二制度』の方針が正しいことを裏付けた」と語った。
一方、中国文化部とシンガポール駐在中国大使館が共催の「香港、魅力的な都市―復帰10周年写真展」が6月30日、シンガポールで開催された。張小康大使によると、この写真展はシンガポールでいい反響を呼んでいる。
アメリカの華人団体は6月30日、ニューヨークで、香港復帰を祝う演芸の催しを行った。王光亜国連大使は、ここで挨拶し、「一国二制度の香港での成功は、台湾問題の解決に方向性を示した」とした上で、中華民族の偉大な復興と祖国統一事業の早期実現に期待を示した。
また、トーゴの華僑や華人は7月1日、首都ロメで集会を開き、香港の祖国復帰10周年を熱烈に祝った。中国の楊民大使は挨拶の中で、「香港が復帰後、順調に発展し続けられるのは、祖国の発展と密接に関わっている」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年7月3日