「さまよえる湖」として知られる新疆ウイグル自治区の湖・羅布泊(ロブノール)でこのほど、長さ約10キロ、幅4キロの地下水脈が見つかった。中国地質大学・武漢地球物理宇宙情報学院の李振宇副教授が3日に明らかにした。
灌漑への利用が可能な地下水脈としては、同地区ではこれまで最大規模。
李副教授は7月、核磁気共鳴(NMR)装置を携え、新疆地方の専門家とともに30ポイントでの調査を実施。阿爾金山の北斜面周辺に位置するロブノールの南端で、同地下水脈を発見した。
「人民網日本語版」2005年9月5日