郵便
チベット自治区に郵便局が140余カ所あり、郵便路および農村の片道の配達距離は8万余キロで、航空郵便路は650キロ、郵便・電信業務総量は年ごとに増えている。ラサの郵便局は国内の200の大・中都市向けに速達便とEMSなどの業務を扱っている。国際郵便路は2本あり、それぞれシガズェ地区のザーム開港とツォモを経由して隣国に通じている。
2004年の郵便・電信業務総量は13億5000万元で、前年より37.5%増加した。そのうち、郵便業務総量は1億元で、7.5%増え、電信業務総量は12億5000万元で、40.6%増えた。局用交換機は年間4700回線新規増加し、総容量は30万3200回線に達した。
現代通信
現在、長年の発展を経て、蘭寧拉(蘭州-西寧-ラサ)およびラサからシガズェ、ロカ、ニンチなどに至る光ケーブル工事と各地の衛星地上受信ステーションはすでに完成し、使用されている。現在、チベットでは光ケーブルと衛星が自治区全体をカバーする通信伝送主幹線が建設され、自動交換、衛星通信、データ通信、移動通信など各種の先進的手段が一体化した通信ネットワークが形成された。ここ数年来、ラサに自動電話交換局、郵政中枢ビル、900兆のハニカム携帯電話および5つの地区のBPシステムが完成し、7つのIDR衛星地球ステーション、73のVSAT衛星通信ステーションが設けられ、長距離電話は1841回線、長距離自動交換機容量は5810回線に達している。
現在、チベット自治区の区都ラサ市はすでに国際と国内の自動電話ネットワークに入り、自動電話は全国各地と世界の180カ国・地区に直通することができ、ユーザー電話は世界の多くの国と直接連絡を保つことができ、一部の電報回線はテレックスの方式を採用している。
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