現在、チベットに外国人向きのホテルが78軒あり、そのうち星クラスのホテルは14軒あり、その中に3つ星クラスのホテが5軒、2つ星クラスのホテルが5軒、1つ星クラスのホテルが4軒ある。そのほか、規模の異なる外国人向きの観光ホテル(機関、団体、企業などの来客宿泊用の招待所を含む)は64軒ある。ホテルはラサが最も多く、シガズェがこれに次ぎ、残りは八一鎮、チャムド鎮、ズェダム鎮、センゲズァンボ鎮、ブラン県に分散している。ラサでは、チベット賓館、ラサ飯店、チベット大厦、日光賓館、ヒマラヤ飯店など国の観光部門に指定された星クラスのホテルおよびその他一定の規模に達する外国人向きのホテルのほか、八廊街付近、北京東路、蔵医院路、色拉路、林廊北路、林廊東路、北京中路、宇拓路などの通りには規模がわりに小さな旅館や招待所がたくさんある。シガズェの観光インフラはラサと比べて少し劣るが、その他の地区よりはよい。シガズェ賓館は現地唯一の3つ星クラスホテルで、サンジュズェ飯店はチベット唯一の国と農民が共同出資して建設した外国人向きのホテルである。その他の地区もここ数年来、急速な発展をとげている。
現在、チベットに各種の旅行社が36社あり、そのうち、海外観光客を集めて観光団を組織する1類旅行社は5社あり、チベットで国外観光団を案内する2類旅行社は6社ある。主に観光団やばら客を観光団に組織して案内する3類旅行社もひっそりと現れている。旅行社は主にチベット観光総公司、チベット自治区中国国際旅行社、チベット自治区中国青年旅行社、チベット自治区国際体育旅行社、チベット自治区職員労働者旅行社がある。
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