中国地質調査局が31日明らかにしたところによると、チベット自治区の鉱産物に対する調査が大きな進展を遂げている。調査の結果で、チベット自治区の銅の埋蔵量は2000万トンに達する見込みで、全国の銅資源の3分の1を占めるという。
中国地質調査局の孟憲来局長は、チベット自治区のヤルンズァンボ川など三つの大きな鉱産物埋蔵地区で、大型あるいは超大規模の鉱床が16ヵも所発見され、銅以外に、銀、鉛、亜鉛、鉄などの鉱産物も極めて豊富だ」と述べた。
チベット自治区人民政府のニマツズン副主席は、「今後5年間、チベット自治区は、強みのある鉱産物を重点産業として発展させていく」と述べた。
「CRI」より2005/08/01