黒龍江省寧安市沙蘭鎮でこのほど発生した洪水で、現場救援指揮部は21日記者会見を開き、洪水による最終的な死者が117人に上ったことを発表した。このうち学生は105人。
共産党牡丹江市委員会の王同堂秘書長によると、20日の捜索活動の終了時点で確認された死者は109人。さらに8人が今回の洪水で死亡したと確認された。うち6人は、政府の報告より前に、現地村民が私的に土葬していたことが後に明らかになった。別の1人は死因が今回の洪水でないと可能性があった。残る1人は親族が遺体を引き取ったばかりで、報告が遅れたという。寧安市人民政府の最終確認により、これら8人も洪水による死亡者に加えられた。
「人民網日本語版」2005年6月21日