深セン市はこのほど、複数の部屋を空調するセントラル空調システムの節電運転・維持・管理に関する暫定規定を発表した。セントラル空調システムの管理から節電の可能性を追求することが目的。同市貿易工業局資源弁公室の責任者によると、セントラル空調システムの運転、保護、温度設定の3点で管理を強化し、15%の節電の実現を目指す方針だ。
セントラル空調システムは設計と実際の運転にズレがあり、不合理な運転はエネルギーの浪費につながる。今回の規定では、セントラル空調システムの運転管理について、詳細な技術規定を設けたほか、エアコンの使用場所によって設定温度を細かく規定。使用場所を「一般」と「高級」にレベル分けし、節電運転温度をこれまでの設定温度より2度高い温度に設定した。一般オフィスの設定温度は26~28度、デパート1階部分は26~28度、一般会議室は25~27度となっている。
「人民網日本語版」2005年8月18日