日本華僑華人連合総会と日本新華僑華人会は18日に声明を発表し、60万人以上の在日華僑・華人を代表して、小泉純一郎首相の再度の靖国神社参拝に憤慨と抗議を表明した。
両会は声明の中で次のよう指摘している。
小泉純一郎首相は17日、首相就任以来5度目の靖国神社参拝を行い、在日華僑・華人に深い失望と強い憤慨を起こさせた。これに厳重な抗議を表明する。
小泉首相は、国内外から非難を受けることになると明らかに知りながら、靖国神社を再度参拝し、「個人的行為だ」と強弁している。これは、日本を含むアジア各国の人々に対する侮辱であり、世界平和を壊す暴挙と見ることができる。こうした挑発的な行為は、すでに冷え切った中日政治関係だけでなく、発展しつつある中日貿易関係や他分野の交流関係にも、多くの悪影響をもたらすのは必至だ。
在日華僑・華人は、日本の小泉純一郎総理大臣が一回また一回と靖国神社を参拝する暴挙に強く抗議し、このような行為をすぐにやめるよう再び求める。われわれは、アジアの人々の感情や意思を踏みにじり、世界平和を脅かすいかなる行為にも断固として反対し、日本やアジア各国の平和を愛する人々とのつながりを強化し、アジアの平和や繁栄、発展を守っていく。
「人民網日本語版」2005年10月19日