鳥インフルエンザの発生が先月確認された内蒙古自治区呼和浩特(フフホト)市賽罕区巴彦鎮騰家営村で6日、感染エリアの封鎖が解除された。現地では同日、封鎖用のバリケードや標識が撤去され、鳥インフルエンザへの感染を防ぐために着用された使い捨て衣服の焼却処分が行われた。
同村は今年10月14日に鳥インフルエンザが確認された。現地政府は同日、感染エリアの封鎖命令を出し、感染エリアの周囲3キロメートル以内の地区を封鎖し、感染エリア内のすべての家きん類に屠殺処分と無害化処理を行った。感染の恐れがある地区の家きん類には予防接種などの措置をとり、感染拡大を効果的に抑えた。11月5日までの20日間、感染エリアでの新たな感染例は報告されていない。
「人民網日本語版」2005年11月7日