吉林省長春市の工事現場で10月20日から、大量の砲弾が数回にわたり見つかっている。掘り出された砲弾の数は3千発を超える。専門家の分析によると、見つかった砲弾はすべて通常砲弾で、解放戦争の時期に国民党軍が遺棄したものと見られている。砲弾の数が非常に多く、爆破処理に不便なことから、これまでに処理した砲弾は約1千発にとどまっている。残りの砲弾は今でも発見現場に置かれ、警察関係者が監視している。現在、現地の熱心な市民がメディアを通して、砲弾の処理方法について策を出し合い、現地政府も積極的に解決方法を探している。公安部門は現在、軍の関連工場と連絡を取っており、これらの遺棄砲弾の適切な処理方法を見つけたいとしている。
写真:発見現場に置かれた遺棄砲弾=11月21日
「人民網日本語版」2005年11月22日