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中国国民の幸福感が向上 家庭生活には不満も

中国社会調査所が30日に発表した住民アンケートで、住民の幸福感が2004年よりやや向上していることが分かった。しかし、家庭生活に対する全体的な満足感は低下している。新華社が31日伝えた。

同調査は、住民の現状に対する感じ方を6分野に分けて数値化したもの。「幸福感」に関する全体評価では、05年は回答者の47.6%が「非常に満足」または「満足」と答え、昨年調査時より8.7ポイント上昇した。

「幸福感」に関する各項目のアンケートでも、多くの項目で満足度が上昇している。中でも、「中国の国際的地位」については対する満足度(「非常に満足」または「満足」の回答)は昨年の66.7%から74.4%に上昇し、最も高い比率となった。「健康をめぐる状況」では48.5%(前年比3.1ポイント増)、「物質面の生活レベル」では44.8%(同12.1ポイント増)、「精神面の生活レベル」では39.0%(同7.4ポイント増)、「学歴」では39.0%(同8.8ポイント増)だった。

今回の調査では、「幸福感」に関する調査項目に新たに「社会調和度」が加わった。満足度は39.9%、不満足度は24%、「普通」と答えた人は36.1%だった。

「家庭生活」に関する全体評価では、満足度が昨年の40.6%から33.7%に低下した。各項目別に見ると、「消費水準」が横ばいだった以外、他の項目ではいずれもやや満足度が低下し、不満足度が上昇している。「住宅に関する状況」では、満足度が最も大きく下がり、昨年より12.1ポイント減の20.5%に留まった。「伝統的道徳」の項目では、不満足度が最も大きく上昇し、昨年より24ポイント増の38.2%に達した。

中国社会調査所は報告の中で、「中央政府は2005年に社会調和のための事業を多数行ったが、さまざまな原因から、社会調和度は依然として低い」と指摘している。

同調査は1995年から毎年行われている。住民の現状に対する満足度や幸福度を知るためのもので▽職業における声望▽幸福感▽家庭生活▽安心感▽社会保障▽社会参加――の6分野に分かれている。05年調査は11月から始まり、17の省・直轄市・自治区の住民2千人を対象に行われた。

「人民網日本語版」2006年1月1日

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