人材紹介会社の智聯招聘公司が、北京、瀋陽、上海、西安、武漢の5都市の大学各4カ所(総合大学2カ所、理系大学1カ所、文系大学1カ所)から、来年卒業予定の大学生50人をランダムに選んでアンケート調査を行い、最終的に1000人から有効な回答を得た。「中国青年報」が伝えた。
調査によると、卒業後すぐに就職を希望している学生は約70%、国内で引き続き勉強するという学生は22.1%、海外に留学する予定の学生は5.3%だった。学生の約70%はまず将来の可能性を考えて進路を選択すると答えた。
勤務地の選択では、インタビューを受けた学生の約50%が上海か北京での勤務を希望した。東北地方の都市では瀋陽が第1位(7.1%)、その次は大連(5.2%)となったが、20%以上が「こだわらない」としている。
給与面での希望は、「1500~3000元」が70%の大学学部生の支持を得たが、大学院生では14.1%だった。総合的に見ると、70%以上の大学院生が3000~1万元の給与を希望している。
同アンケート調査で、93.2%の学生は「個人の資質」を上げることが希望する仕事に就くための重要な条件だとしている。
「人民網日本語版」2006年12月18日