「農民科学資質フォーラム」が19日開かれ、中国の農村人口8億人余りの平均就学年数はわずか7.3年で、科学的レベルは都市住民の6分の1であることが明らかになった。専門的技能の訓練を受けた人はわずか9.1%で、農業の職業教育を受けた人も5%に満たない。圧倒的多数の農村労働者は依然として体力と経験に頼る昔ながらの作業を続けており、近代的な生産技術を身につけていない。
農業部の危朝安副部長は、次のように述べた。
中国の農業従事者の科学的レベルは全体的にかなり低く、知識があり、技術を理解し、経営ができる新しいタイプの農家はまだ非常に少ない。彼らを教育・訓練する政策、経費、施設などがまだ効果的に保障されていない。よって、農業従事者の科学的レベルを高めることが新農村建設や調和社会の構築の推進に向けて重要な意義を持つということを戦略面からしっかりと認識しなければならない。
「人民網日本語版」2006年12月20日