深セン市の羅湖出入境辺防検査所では1日、「セルフ検査通関システム」の使用が開始された。
同システムは、香港住民が回郷証(中国に入境するための証明書)を読み取り機の上に置くとすぐに入り口が開き、親指を押し付けると5~6秒で指紋認証が終了し、出口が開き、通行が可能となるというもの。
同検査所の劉振海所長は、「香港返還後、羅湖を通過する旅行客が激増し、一日あたりの通行量は述べ25万人、ラッシュ時には延べ39万5千人にのぼり、年間では延べ9000万人を突破する」と述べた。
「人民網日本語版」2007年1月2日