国家発展改革委員会と中国民用航空総局は17日、原油価格の高騰を受けて利用客から徴収している燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を、国内線で今月21日から値下げすることを決定した。800キロ未満の路線では現行の旅客一人当たり60元を50元に、800キロ以上の路線では100元を80元に値下げする。
この決定はすでに航空各社に伝えられ、航空券を購入する消費者にも伝えられている。消費者からは「燃油サーチャージの値下げはもちろんいいことだが、今回は値下げ幅が非常に小さい。市場には格安チケットが出回っており、5~6割引のチケットも珍しくない。こうした現象には疑問を感じる」との声が上がっている。
「人民網日本語版」2007年1月18日