第20回全国「掃黄打非(ポルノ一掃・不法版取締り)」活動テレビ電話会議が18日午後、北京で招集された。
会議によると、昨年全国で押収された不法出版物は計1億5千万件に上った。内訳はポルノ出版物が246万7千件、海賊版・密輸音響映像製品が1億600万件、海賊版ソフト・電子出版物が761万8千件、海賊版書籍が2056万1千件、海賊版教材・副読本が772万5千件。また、不法な光ディスクの生産ライン14本が差し押さえられた。
「掃黄打非」案件の処分は計3万件以上に上った。内訳は行政処罰が2万9千件、刑事処理が605件、刑事結審が225件で、626人が刑事罰を科せられた。
インターネット上の「掃黄打非」案件の処分は1712件に上った。内訳はポルノなど有害情報の配信が577件、不法出版・経営が374件、権利侵害・海賊版が761件。規則違反のウェブサイトの処罰は6251件、不法ウェブサイトの閉鎖は3614件に上った。
各地・各部門は国内外が注目する権利侵害・海賊版問題を着実に把握し、怒濤の勢いで「反海賊版百日行動」を展開した。「反海賊版百日行動」は国内外で大反響を引き起こし、「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」紙は「『反海賊版百日行動』は、中国の知的財産権保護における1つの転換点だ」との論説を掲載した。
「人民網日本語版」2007年1月19日