北京市気象台は2月1日より、天気予報に「霧」と区別して「霾」予報(煙霧予報)を加えて発表する。「北京娯楽信報」が伝えた。
煙霧は「軽度」「中度」「重度」の3つの級で表示される。煙霧には人体に有害な有機物が多く含まれるため、気象台は市民に対し上記3段階で外出時の注意を促す。「重度」の時はできるだけ屋外活動を控え、外出する時はマスクを着用するようにとしている。
北京市気象台の郭虎台長は「北京市の空気を汚染している多くの原因の中で、64%は煙霧によるものである」と述べた。多くの人は霧と煙霧の区別がつかないが、含まれる水分量に違いがある。水分量が90%以上のものを霧と呼び、80%未満のものを煙霧と呼ぶ。80~90%のものは霧と煙霧の混合物ということになる。色は乳白色か青白いのが霧で、煙霧は黄色またはくすんだオレンジだ。
「人民網日本語版」2007年2月1日