北京市の衛生監督機関はこのほど「中小規模の飲食店の食器類を集中消毒する措置」を制定し、同市の中小規模の飲食店で使用される食器類はまとめて業者に送られ、集中消毒されるという。北京市衛生局・衛生監督所の郭子侠副所長が4日に述べた。「北京青年報」が伝えた。
同衛生監督所はこのほど、北京市の飲食店61店舗に衛生検査を行ったところ、中小規模の飲食店で最も深刻な衛生問題は、食器類を消毒しない、洗浄・消毒が基準に合ってない、従業員が健康診断証明書を保持していないなどであることがわかった。郭副所長によると「中小規模の飲食店で雇われる食器洗い担当者は大部分が臨時雇いで、文化レベルが低く、規範どおりに洗浄・消毒するのが難しい」という。同衛生監督所は「中小規模の飲食店の食器類を集中的に消毒する措置」を制定することで、今後同市の飲食店で使用される食器類の洗浄・消毒を集中的に実施するほか、他地域の前例を参考にしながら、関係部門とも連係していくという。
「人民網日本語版」2007年2月5日