「新年おめでとう、今年はV-Mailでお祝い申し上げます」
上海の弁護士・潘躍新さんは今年、友人にあてて新年の映像付きメールを送信した。パソコン画面の本人は唐装(中国の伝統的な服装)を身につけ、拱手の礼(両手を胸のところで合わす)をし、バックミュージックには「春節序曲」が流れている。新華通信社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
潘さんがこのメールを友人、親戚、同僚、顧客など500人余りに送ったところ、非常に珍しがられた。多くの人が電話や返事のメールで、この年賀のやり方は個性豊かで印象深いとして、作り方を尋ねてきた。
潘さんによれば、この映像メールの容量は約3メガで、長さは1分間。オンラインで見ることができるほか、パソコンにダウンロードもでき、背景に撮影画面、字幕、アニメなどを配すること、また賑やかなバックミュージックを入れることもできる。
上海では、このような映像による新年の挨拶メールは現在まだそれほど多くはない。潘さんによれば、制作費用は約千元で、「撮影から制作まで1日もかからないが、プロの編集者がきちんと作る必要がある」としている。
「人民網日本語版」2007年2月16日