国家発展改革委員会はこのほど、青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ青蔵鉄道の西寧―格爾木(ゴルムド)間の第2線路増設プロジェクトに対する意見付回答により、同プロジェクトを認可した。現在の応急プロジェクトを基礎として、西寧―格爾木間の356キロメートルに第2線路を敷設し、同時に全線を電化改造する。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
青蔵鉄道西格段第2線路増設プロジェクトは、国家鉄道I級基準に基づいて建設するもので、▽主線は複線▽列車運転速度の目標は時速160キロメートル▽電化▽一日あたり運送能力は客車20往復▽貨物輸送は年間5千万トン――などと計画されている。
意見付回答書によると、青蔵鉄道西寧―格爾木間第2線路増設プロジェクトの総投資額は101億元(応急工事投資額は含まず)、建設期間は5年。
「人民網日本語版」2007年3月6日