4月12日の中国貧困扶助基金会第5期理事会第3回会議によると、中国貧困扶助基金会の2006年の収入は2.4億元で、2005年に比べて31.7％増となり、資金投下は1.7億元となった。中国貧困扶助基金会の小口貸付プロジェクト、母子安全120行動プロジェクト、新長城――困窮大学生自立プロジェクト、天使プロジェクト、緊急救済プロジェクト、総合プロジェクトなど6種類の貧困扶助プロジェクトが235の県および423校の大学をカバーし、これらのプロジェクトの受益者は53.36万人に達し、2005年に比べて8.2％増えている。

中国貧困扶助基金会は1989年に創設され、生活困窮者救済、社会の調和を促すことを目的としており、累計で資金・物資約20億元を社会から募り、200項目あまりの貧困扶助プロジェクトを実施し、約400万人の生活困窮者たちが受益している。中国貧困扶助基金会は中国の公益活動、貧困扶助の面において、もとも実力があり、信用度が最も高く、影響力が最も大きい組織の1つとなっている。

「チャイナネット」2007年4月13日