中国の鉄道網は4月18日、第6次高速化を正式に全面実施、列車時刻表が更新される。関連準備作業はほぼ完成した。
▽最高時速250キロメートル、最高12時間の所要時間短縮
鉄道部によると、中国鉄道はこれまでに、5回にわたる全面高速化を実施、旅客列車の最高時速は160キロメートルに達したという。4月18日に実施される第6次全面高速化によって、中国鉄道の旅客輸送力は18%アップ、貨物運送力は12%アップすると予想できる。在来線の幹線における旅客列車最高時速は200キロメートル以上に達する見通し。北京―哈爾濱(ハルビン)、北京―上海、北京―広州、青島―済南など高速化される幹線の一部区間の最高時速は250キロメートルとなる。
鉄道部の胡亜東副部長によると、中・長距離路線の旅客数増加と所要時間短縮というニーズに対応するため、主要都市間を結ぶ快速列車を86本運行、主要都市間の運行所要時間をさらに短縮するという。
「人民網日本語版」2007年4月13日