国家気象科学研究院はこのほど、今後2日間の砂嵐予報を発表した。
18日、南彊盆地はほこりが舞い上がる程度の浮塵、新彊ウィグル自治区東部と青海西部は揚塵もしくは浮塵となる。19日、内蒙古自治区西部、甘粛省東部と南部、寧夏、陝西地域で揚塵もしくは沙塵暴となり、南彊盆地は浮塵となる。19日午後から夜間にかけて、内蒙古自治区中部の渾善達克(フンサンダック)砂地とその周辺地域、河北北部および北京天津地域、遼寧西部は揚塵もしくは浮塵となる見込み。
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黄砂現象は、砂が空中を漂う「浮塵」「揚沙」、強い砂嵐の「沙塵暴」に分類される。
●浮塵:無風や弱風の状態で細かい砂が大気中に浮遊する状態。見通しは10キロメートル以下。
●揚塵:比較的強い風により地面の砂ぼこりが吹き上げられる状態。見通しは 1~10キロメートル。
●沙塵暴:強風で地面の大量の砂が巻き上げられ、大気がにごった色になる。見通しは1キロメートル以下。
「人民網日本語版」2007年4月18日