中央政府から香港に寄贈されるパンダ2頭が26日午後、香港国際空港に専用機で到着し、趙学敏・国家林業副局長と何志平・香港特別行政区政府民政事務局長による引き渡し式がターミナルビルで行われた。両氏による引き渡し証書への署名の後、会場では香港市民のパンダ命名活動の結果を発表。香港の「繁栄歓楽、経済豊盈(豊かに満ちていること)」の意味を込め、それぞれ「楽楽」「盈盈」と命名された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
何事務局長は1999年の「安安」「佳佳」に続き、中央政府が若いパンダのペアを再び寄贈したことに心から感謝。検疫期間の終了後、香港市民に2頭を披露することを明らかにした。専用機到着後、特別行政区政府漁農自然護理署の獣医は機内で簡単な検査を行い、パンダの健康状態が良好であることを確認した。
写真(1):香港に贈られるジャイアントパンダを乗せた車両の列は26日午前8時ごろ、四川省の臥竜自然保護区を出発した。成都双流国際空港から南方航空の専用機で香港に向かう。
写真(2):26日午後4時ごろ、パンダは香港に到着。パンダの入った専用コンテナが機体から下ろされる。
「人民網日本語版」2007年4月27日