新華社が6日伝えたところによると、国内最大の原始林を擁する西蔵(チベット)自治区林芝地区で、5月に入ってから山火事が2件発生している。現在、現地の約3千人が全力で消火活動に当たっているが、火はまだおさまっていない。
山火事が起きたのは、同地区波密県通麦鎮の易貢国家地質公園と、同県扎木鎮。
現場からの情報によると、通麦鎮では4日に、扎木鎮では3日に山火事が発生した。6日午後7時半現在、これらの火災による死者は出ていない。現在、火災発生の原因について詳しい調査が進められている。
林芝地区は国内最大の原始林エリア。波密県は西蔵自治区内で2番目の森林資源蓄積ゾーン。
「人民網日本語版」2007年5月7日