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「過労模」から「過労死」に至るケースも

今年の労働節(メーデー)には、過労者を表す新語「過労模」が登場した。「北京晨報」によると、北京師範大学が北京、上海など4大都市で行った調査では、ホワイトカラーの7割が「過労模」だという。

職業指導師の車寧氏は、「過労模」に対しカウンセリングを行わなければ、最も危険である「傷病期」に入り、最終的には「過労死」に至る可能性があると指摘する。車氏は「蜜月期」から「傷病期」に至る心理的変化の段階で、元に戻すことは可能であることを強調する。それには、「エネルギー消耗期」に設定した目標を達成できなかった場合は、客観的に原因を分析し、単純に自分の努力が足りないと思って仕事量や労働時間を増やしてはいけない。

北京師範大学博士課程で心理学を研究する王芳さんは、過度の仕事がもたらしたマイナス面を軽減するには、社会全体の保健システムを健全にすることが必要だと話す。一部の大企業は従業員に対して定期的に心理カウンセリングを行っている。「ただ、国内の労働力市場がひどくアンバランスな状態では、心の健康はやはり自分で調節するしかありません」。

「人民網日本語版」2007年5月8日

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