国務院弁公庁はこのほど、「国家食品・薬品の安全に関する『第11次五カ年計画(2006~2010年)』」を発表し、食品・薬品の安全をめぐる今後5年間の発展について戦略的な計画を行った。中国が食品・薬品の安全性に関する国家特別計画を発表したのは今回が初めて。
食品の安全に関する具体的指標は、2010年までに▽食品の安全情報監督のカバー率を90%とする▽大・中都市の卸売市場、大型の農産物貿易市場、スーパーマーケット・チェーンにおける生鮮農産物の品質サンプル調査の合格率を95%とする▽食品の安全性に関わる重大事故の処理率を100%とする▽食品リコールのカバー率を80%とする▽食品生産企業に対する全国特別検査のカバー率を90%とする――など。
薬品の安全に関する具体的指標は、2010年までに▽農村の薬品監督ネットワークのカバー率を100%とする▽農村の薬品供給ネットワークのカバー率を80%以上に維持する――など。
「人民網日本語版」2007年5月11日