江蘇省無錫市全域の水道水危機を招いた元凶は、面積3平方キロメートルに及ぶ藍藻(アオモ)群だったことが7日、専門家によって結論付けられた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
5月29日、無錫市の水道水に突如として異変があり、市民は飲用水確保が困難になった。国家、江蘇省、同市建設機関、環境保護部門の専門家や大学の研究者による2つの調査チームが数日間にわたり詳しい調査を行った。現場での観察調査、水質分析、画像撮影の結果、専門家チームは、今回の無錫貢湖水源の水質異変は、巨大なアオモ群が同水域内から取水口に突然侵入したことが主な原因であるという一致した見解に達した。
「人民網日本語版」2007年6月8日