無錫市の「水危機」が「環境保護の嵐」を巻き起こしている。太湖への汚染物質の違法排出により、地元企業が操業停止を含む厳しい処分を受けたほか、関係政府機関の責任者も監督責任を問われ、処分された。「東方早報」が伝えた。
無錫市管轄の宜興市政府職員5人は、地元企業による汚染物質の違法排出への行政指導不足、監督不行届により、それぞれ行政過失記録、行政重大過失記録、懲戒免職の処分を受けた。
同市環境保護局も、5月30日から市内の企業439社の汚染物質排出状況を調査し、基準超過の9社に改善命令、3社に排出削減命令を出し、12社を行政処分とし、市政府に1社の操業停止あるいは移転を提言したことを明らかにした。
「人民網日本語版」2007年6月11日