2メートル36センチ、世界一の大男として有名な鮑喜順さんと婚約者の夏淑娟さんが、近く正式に結婚することになった。これを知った内蒙古自治区のある服飾デザイン企業は、美しく、ファッショナブルな「蒙古袍」(蒙古族の伝統服)と「唐装」(古代からの伝統服)を、祝いの品として2人に贈ることを決めた。 標準的な蒙古袍の制作には少なくとも1週間以上かかり、さらに鮑さん用の蒙古袍は通常の2倍の大きさになる。時間に間に合わせるため、メーカーは30人以上の職人を、蒙古袍と唐装の2セット・4着の制作にあてた。3日間の作業を経て、2人の婚礼衣装は6月9日に完成した。結婚式は12日に成吉思汗(チンギス・ハン)陵で行われ、一般の人も足を運ぶことができる。