環境保護総局はこのほど、「2006年度全国都市環境総合整備定量審査」の最新結果を発表した。それによると、全国で環境インフラ建設の問題が深刻化しており、200都市で生活汚水の集中処理率がゼロだったことが明らかになった。うち、広西チワン族自治区、黒竜江省、吉林省、貴州省、遼寧省、江西省、海南省の7省・自治区では、50%以上の都市で生活汚水の集中処理率がゼロだった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
生活汚水集中処理率の全国平均は42.55%で、ゼロだった200都市が全体の33.61%を占めた。また、全国の都市水域機能区における水質安全基準達成率は低下しており(前年比7.24%低下)、都市の水環境汚染は引き続き深刻となっている。生活ゴミ無害化処理率の全国平均は59.48%で、ゼロだった都市は187都市(全体の31.42%)だった。
同審査に参加した都市は595都市で、前年に比べて86都市増加し、カバー範囲はさらに拡大した。
「人民網日本語版」2007年6月13日