衛生部が13日に発表した「第3回全国口腔健康流行病学サンプル調査」の結果によると、中国の65~74歳の高齢者の虫歯罹患率は98.4%に達していることが明らかになった。「新華網」が伝えた。
同調査は、5歳、12歳、35~44歳、65~74歳という世界保健機関(WHO)の4段階の年齢グループを採用して行われた。
調査結果によると、中国の高齢者の虫歯罹患率は増加し、やや深刻化もしている。虫歯にかかった中年・高齢者グループのうち78.9%と91.7%が未治療のままだ。
虫歯や歯周炎が進むと歯を失うことになる。調査によると、高齢者グループでは1人あたり平均で11本の歯を失っており、全ての歯が失った人も6.8%を占めている。
「人民網日本語版」2007年6月14日