最高人民検察院の関係部門は19日、全国の検察機関の汚職・権利侵害取締部門は、案件、とりわけ重大案件の調査・処理に様々な対策を講じていることを明らかにした。今年1~5月、汚職・権利侵害に関する重大犯罪案件を計1225件摘発し、県クラス以上の幹部を128人検挙、うち地方庁クラスの幹部は5人だった。最高人民検察院は今年、司法の公正執行をおびやかす汚職・権利侵害案件を重点として、関連案件を処理した。汚職・権利侵害で立件された司法機関の職員は全国で816人、司法職員の関連案件は立件総数の23.5%を占めた。
1~5月に汚職・権利侵害で立件された行政機関の職員は前年同期比1.1ポイント増の2037人、立件総数の58.7%を占めた。うち行政の法執行担当者は前年同期比20.1%増の1233人で、検挙総数の35.5%を占めた。
「人民網日本語版」 2007年6月20日